3/16(木)、令和4年度の卒業証書授与式が行われました。
第1部では、卒業生一人一人が校長先生から卒業証書をいただき、はなむけの言葉をいただきました。
第2部「未来への言葉」では、6年間の思い出やお世話になった人への感謝と未来への決意を、力強く語りました。
拍手の中、卒業生71名が入場してきました。緊張した中にもどこか誇らしげで、凜とした姿での入場でした。
第1部のメインは証書授与…厳かな雰囲気の中、一人一人前に進み出て校長先生より証書をいだだきます。しっかりと顔を上げ、校長先生と目を合わせる姿からは、最後の授業を最高のものにしたいという強い思いを感じました。
校長先生はなむけの言葉
「つながろう やりぬこう」「は・あ・といっぱい」を合い言葉に、皆さんは主体的に授業に取り組み、実践力を高めてきました。進んで自分の考えを表現し、友達と交流し、学びを深めることができました。また、ICT機器も積極的に活用し、交流の場面等で生かしてきました。新しい時代を切り開いていく姿を見ることができました。
東井義雄さんの「人生の詩(うた)」という詩のなかから「自分は人生の主人公 自分をつくっていく責任者」という言葉を引用し、さらにこう続けられました。
小学校を卒業することは、人生の大きな節目のひとつです。人生の節目において自分自身を見つめ 考えること。”つながろう やりぬこう”の言葉を思い出し、”前へ” 勇気を出して進んでください。”できない”とあきらめるのではなく、”どうすればできるのか”最善の方法を見つけ出してください。
”感じて 動く”こと、それが”感動”です。言葉の大切さをかみしめ、勇気と優しさをもって進んでください。”話=はなすこと”、”輪=つながること、”和=五和小の和”・・・3つの「わ」を大切に。五和小での学びを生かし、”前に進んでいく力”にしてください。光り輝く自分をつくる ”責任者”になってください。
きみが 手をのばせば
しあわせに とどきますように
きみのゆめが いつか
ほんとうに なりますように ボブデュラン「はじまりの日」
毎日が新しいあなたの”始まりの日”です。皆さんの前には”道”=大きな未来が待っています。力強く歩んでください。
来賓の方からの励ましの言葉を受け、第1部が終了しました。続いて、第2部「未来への言葉」、”小学校生活最後の授業”の始まりです。
卒業にあたり、6年間の思い出と成長について意見を出し合い練り合った言葉を、みんなで分担して語りかけます。どうしたらもっと思いが伝わるのか、進んで意見を出し合い、練習を重ね、この日を迎えました。それぞれに気持ちのこもった心温まる呼びかけであったと思います。
校歌に続き、式のなかで歌った合唱曲は「大切なもの」「始まりの歌」の2曲です。卒業式の曲を決めるとき、いくつかの候補曲のなかから「これがいい」とみんなが選んだ曲でした。学年開きにみんなで決めた学年目標「ともにすすもう そして ありがとう」…その目標にあった歌だからというのが理由でした。そんな様子からも、この1年、目標に向かって力を合わせて進んできた子供たちのまっすぐな姿勢がうかがえました。授業以外の休み時間に口ずさんでいたり、家に帰ってからも歌っていたりと、一人一人の心のなかにしっかりと根付いていた曲。「本番で最高の歌声を届けたい。」・・そんな子供の気持ちは、きっとお家の方へ届いたことと思います。
この6年間、保護者の皆様には学校の教育活動に御協力をいただきました。皆様方の支えにより、今日のこの日を迎えることができました。心より感謝いたします。
おめでとうございます。そして、ありがとうございました。