3/15(水)、6年生の修了式がありました。校長先生より、1年間の学習の課程を終えた証として、修了証書と”励ましの言葉”をいただきました。
開式の言葉に続き、修了証書の授与が行われました。児童代表が堂々とした態度で前に進み出て証書を受け取ると、全員が揃って礼をしました。いずまいを正したその姿からは、最上級生としての務めを果たした自信がみなぎっていました。
校長先生からのお話は「真心」と「リフレーミング」という言葉についてでした。”真心=真実の心”という言葉を示し、友達を大切にして毎日を誠実に過ごしてきた6年生の姿がこの言葉に重なることや、これからもその気持ちを持ち続けてほしいと伝える内容でした。
2つめの内容は「リフレーミング」という言葉についてでした。「リ・フレーミング」とは「もう一度・とらえ直す」という意味であることを伝え、中庭で咲き始めた桜の一枝を示しながら、こう話しました。
この花は”まだ半分しか咲いていない”と見ることもできますが、”もう半分咲いている。これからもっと咲いていくだろう”というようにとらえ直すこともできます。皆さんの中には”あきっぽいからだめだ、と自分のことを思っている子もいるかもしれません。でも、好奇心旺盛とみることもできます。欠点と見えたことも長所としてとらえ直し、自信をもって進んでください。
校長先生の言葉を受け、子供たちはもうすぐ来る中学校生活に向けて、大きな希望と期待をもったようでした。
続いて、児童代表の言葉がありました。”栽培委員会委員長として、責任をもって仕事を果たしたこと”、”修学旅行実行委員会として、思い出に残る旅行にするよう計画を立てて取り組んだこと”について話しました。1年間の成長を振り返り、これからの生活につなげていこうという思いが伝わった発表でした。
立派に修了式を終えた6年生…いよいよ明日の”最後の授業”、卒業式を残すばかりとなりました。思い出に残る式となるよう、皆で心をひとつにして臨みたいと思います。