12/22(木)、読み聞かせボランティアの皆様が、6年生に向けて読み聞かせをしてくださいました。卒業を控えた子供たちに贈るスペシャルバージョンです。
まず、始めに聴かせていただいたのが「12の贈り物 世界でたったひとつの大切なあなたへ」というお話でした。
これは、シャーリーン・コスタンゾさんという方が書いた絵本です。お母さんが生まれた子供に授けたいと願ったもの…「力」「美しさ」「勇気」「信じる心」等、12個の贈り物にこめられた願いが順番に語られていきます。そして、それら全てに勝る最高の贈り物とは・・・我が子への愛情がこもった語りは、聴いている6年生達の心に静かにしみわたっていくようでした。
読み聞かせの後は、クイズタイム。教科書に出てくるお話の題名や物語に関するクイズを、劇形式等で出題していきます。出題が進む度、「あっ、わかった」「あれじゃない?」という楽しそうなつぶやきが、子供たちの間からもれてきます。指名され正解すると、あちこちから沸き起こる拍手と歓声・・・会場がひとつになった楽しい時を過ごしました。
最後に読み聞かせてていただいたのが、「たくんのドア」というお話でした。成長に合わせて開いていくたくさんのドア…ひとつひとつ開いていく度に強さやたくましさを身につけていく子供たちへ、「希望あふれる未来に向かい、自分で答えを見つけていってほしい」というメッセージを伝えてくださいました。
会の終わりには、子供たちから感謝とお礼の言葉が伝えられました。この日の読み聞かせそのものが、中学へと向かう子供たちにとって”かけがえのない贈り物”になったことと思います。
読み聞かせの皆様方、素敵な時間をありがとうございました。