12/7(水)、劇団たんぽぽの皆様による「観劇教室」が行われました。コロナ禍で中止が続き、実に3年ぶりの開演となりました。特に1,2,3年生の子供たちにとっては入学以来”初めての生の舞台”! 劇の世界に入りこみ、夢のようなひとときを過ごしました。
久しぶりに実現した”生”の舞台。今回は、低学年・高学年に分けての上演となりました。
今回の演目は、「ルドルフとイッパイアッテナ」、齋藤洋さんの物語が原作です。飼い猫のルドルフがふとしたはずみでトラックに乗せられ、見知らぬ東京の地へ。そこでたくましく暮らす野良猫たちと出会い、成長を遂げていくというお話です。
舞台が始まると、原作を読んだことのある子もない子も、役者さんたちの生き生きとした声や表情に釘付け!仲間たちと支え合い、互いの気持ちを思いやる中で、しだいに一人前(一匹前?)の猫へと成長していく主人公に、子供たちは自分の姿を重ねているようでした。劇が終わると、大きな拍手!低高学年の代表の子からは、”主人公たちの言葉や行動から思った劇の主題について”、”感動を伝えてくれる演技のすごさ”等について感想が述べられました。
劇が終わり、体育館を出るまでずっと手を振っていた子供たち・・・貴重な思い出のひとコマとなったことでしょう。
劇団たんぽぽの皆さん、すてきな劇をありがとうございました。