9/21(水)、静岡県浄化槽協会の皆様をお迎えし、4年生対象に「水の授業」を行いました。限りある水が川から海、水蒸気となって地球上を巡っていることや、その循環の輪の中に、汚れた水をきれいにして戻す浄化槽の働きがあることについて学習しました。
最初に案内されたのが、たくさんのペットボトルが並べられたコーナーでした。ズラリと並べられた130本のペットボトル…これを地球全体の水とすると飲み水に使えるのはたった一本と教えられ、子供たちはビックリ!限られた水の大切さを目で見て実感しているようでした。
汚れた水が川から海に注ぎ、やがて雨となって山にふりそそぎ、またきれいな水になって戻ってくること。(それまでに30年かかるそうです!)汚れた水が家で一番出るところが”台所”であり、もともと汚れをきれいにする働きのある川の力を超えてしまうこともあるということ。そんなよごれた水を清潔で安心な水に変えるために「バクテリアという小さな生き物が働いていること」、「バクテリアが十分に働けるように工夫されたのが浄化槽で、点検や整備を常に行っていること」を知りました。講座を終え、4年生の子供たちは、「命をつなぐ水をできるだけ汚さず、大切にしていこう」という、強い思いをもったようでした。