2/17(木)、6年生が、理科「私たちの生活と電気」の学習の1つとして、プログラミングを体験しました。
子供たちはこれまでの実験を通して省エネ技術が進歩してきたことを実感したり、日本の電気使用量がここ数年徐々に下がっていることを学んだりしてきました。また、校内で電気が使われている所を探す中で、トイレに人感センサーが付いていることに気付き、こうしたプログラムが組み込まれた電気製品が身の回りにたくさんあることを再確認しました。
そこで、今回は「マイクロビット」というプログラミング教材を使い、電光掲示板や明るさセンサー、人感センサーが、どのような指示によって動くのかを、実際に体験しました。クロームブックで入力したことが、USBで接続した機械の動きにすぐ反映されるので、思うように入力できたかどうかがすぐ分かります。子供たちは、基本的な入力方法をすぐに覚え、より複雑な指示の入力に挑戦するなど、活動を楽しんでいました。
今回の学習が、身の回りにある電気製品への見方を広げるとともに、自分たちの生活を見直すよい機会にもなったのではないかと思います。
2/22(火)、この日は5年生を対象にした「プログラミング学習」が行われました。
教科は算数、「正多角形」の学習です。正三角形・正五角形等の図形を、「○目盛り進んで、□°折り返す」という操作を繰り返すことで描いていきます。「角度何°で折り返したら、目的とする図形が描けるだろうか?」・・・子供たちは図形の学習で得た知識をもとに、計算してプログラムを組んでいきます。思い通りの図形が描けて歓声を上げたり、同じ図形が少しずつ位置がずれて表示されていく友達のプログラムを見てその仕組みを考えたりしながら、全員が集中して取り組んでいました。そこでは、『処理→実行→条件判断→再実行』という手順が自然に繰り返され、”プログラミング的思考”が養われていく様子を見ることができました。
情報化社会の現在、”必須の学び”として位置づけられている「プログラミング学習」・・・児童の成長を保障するために、今後も研修を積んでいきたいと思います。