3/2(火)、PTA会長のニャムジャウ・ムンフバトさんが、5,6年生に授業をしてくださいました。生まれ故郷のモンゴルについて、また、お仕事になさっている”林業”について、お話してくださいました。
モンゴルの民族衣装で登場したムンフバトさん・・・お話の前半では、国旗をバックに”モンゴル共和国の成り立ちや文化”等についてお話してくださいました。
大相撲で強豪力士をたくさん輩出したり、2年生国語の「スーホの白い馬」の舞台になっていたりするモンゴル共和国・・・ムンフバトさんのお話を聞き、子供たちは、私たちと深いつながりがあることを改めて感じているようでした。
お話の後半は、お仕事になさっている”林業”についてでした。樹を伐り、それを材料に家屋や生活に必要なものを造り、伐った後に苗木を植えて育てていくことが、自然を守る大きなサイクルになっていること、人を含め、生き物全体の命を育んでいることをお話してくださいました。丸太切りの実演もしてくださり、確かな技術と誇りを持って仕事に打ち込んでいる姿を見せてくださいました。特に6年生の子供たちには、”なぜモンゴルから日本に来て、ここ五和地区に住むようになったか”、”仕事に打ち込むことは、生きていくうえでどんな意味を持つか”について、熱心にお話くださいました。ムンフバトさんのお話を聞き、多くの子が「僕たちもこんなふうに仕事を見つけてみたい」という思いを持ったようでした。
ムンフバト様、お忙しい中おいでいただき、ありがとうございました。